ちょっと変わった都市伝説をまとめた、都市伝説大百科
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[定番都市伝説: 腎臓泥棒]
男が一人で飲んでいると若く美しい女が声を掛けてきた。
「今夜は一人なのでよかったら一緒に飲みませんか?」というストレートな誘いだった。 二人はそのまま意気投合し、一夜を共にすることになった。
そして男は気が付くと朝になっており、一人で氷に満たされたバスタブに浸かっていた。昨日女とホテルに入り、軽く酒を飲みシャワーを浴びていたところまでは覚えている。
バスタブから出るために体を起こすと背中にズキリとした痛みが走った。
背中を見ると大きな傷口があり、それが雑に縫われていた。尋常ではない痛みで思うように動けないので、救急車を呼ぶことにした。
・・・・
病院に運ばれて検査を受けると2個ある腎臓の内、片方が抜き取られていたことが発覚した。
女は闇の臓器売買業者であったらしく、酒に盛られた薬のせいで意識を失っているうちに腎臓を取られたらしい。
[昨今の都市伝説:美女が狙うのは優秀な遺伝子?]
医学部生がサークル飲みのあと、スーツ姿の若い女性から声をかけられた。
『お時間があるなら、ちょっと付き合ってくれますか?』
なかなかの美女である。
まさか逆ナンパか!?酔いも程よく回っていたので、下心に負けて女性とファミレスに入る。
着席してすぐに女性は切り出す
『ボランティアと思って頼まれて欲しいんだけど・・・、あなたの精子が欲しいの』
単刀直入な言葉に唖然としていると、女性は『いや違うの違うの、不妊治療用に精子バンクに精子を提供して欲しいの。謝礼出すからお願い!』
詳しく話を聞くと、女性は海外に拠点を持つ民間の精神バンク企業に勤めており、在米邦人向けに日本人の精子も需要があるとのこと。
ノーベル賞科学者と比べると劣るが、医学部生などの高学歴者の精子は比較的価値が高い(高く売れる)という。
『嘘かほんとか、本場では名のある科学者と寝て精子を採取する営業もいるそうよ』
医学部生は後日、指定された産婦人科を訪ねて精子を提供したという。
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